「外国語とワークアウトのすすめ」 ~文武両道ブログ~

30代元大学/インター講師。平日は報道機関勤務。英日中通訳/翻訳のほか外国語教育を手掛ける副業家。ブログは外国語学習、筋トレ、資産形成などをテーマとしています。

ブックレビュー『苫米地博士の「知の教室」: 本当の知性とは難しいことをわかりやすく説明することです!』

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ブックレビュー『苫米地博士の「知の教室」: 本当の知性とは難しいことをわかりやすく説明することです』

 

苫米地英人さんの著書は6冊くらい読みましたが、この「知の教室」はその中でも一番印象に残るものでした。

 

「本当の知性とは難しいことをわかりやすく説明することです!」

 

まさにサブタイトル通り、哲学的で抽象度の高いテーマについて、とってもわかりやすく平易な語り口調で説明されています。

 

世の中には、実はそんなに難しいことじゃないのに、あえて物事を複雑にとらえて、

長々と専門家ぶって評論する人々の多いこと...テレビのコメンテーター、大学の教授、政治家...

 

簡単なことをあえて難しく評論するのは、「知性が低い」証拠ともいえると思います。

(ちょっと辛口)

 

本著で取り上げられたテーマの中でも、特に「仏教の考え方」についての、博士の解説はとても興味深かったです。

 

瞑想などについて:

 

「瞑想なんて高尚なものでもなんでもなくて、ただの煩悩...」

 

 

「マリファナと本質的にどう違うの?」

 

 

 

「瞑想は解決の手段じゃないんだよ」

 

 

 

「悩みがあるから酒を飲むのと何の差もない」

 

 

 

どうでしょうか?こんな解説お寺のお坊さんからはぜったいに聞けないような内容ですね(笑)

 

他にも「幸せとは何か」「正義など存在しない」など刺激的な内容の解説が続きます。

 

大変おすすめの一冊です。

 

 

最近広東語ができるようになってきた!?

 

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みなさん, こんにちは。

 

香港で通訳/翻訳/英語教師をしていしているジェイです。 今日は広東語の学習状況について書きたいと思います 。

 

といっても広東語は一度も学校で勉強したことがありません。 友達が広東語を勉強しているのを見て, その教科書をコピーしてその内容を眺めたり発音してみたりした程度です。

 

それが最近なんとなくですが町で話されている広東語が今までよりたくさん理解できるようになってきたのですたのです!

 

料理を注文するときも前より自信を持って, それほどストレスなく注文できるようになってきました。

 

先日ある駅でローカルおばあさんに道を聞かれて, 広東語 全然できないんだけどまたきた !と思って少し身構えたのですが, とりあえず聞いてみるとホンハム駅 へどうやって行けばいいのか知りたいということでした。 私がいたのは線路は違えどもも近い駅だったので, 知っている簡単な文法と単語の組み合わせで, 説明することができました。

 

一番びっくりしたのは私です!

 

普段は英語では話しますが,  香港の市街地を除いては英語が必ずしも通じるわけではないし, 香港の政治社会状況もあって, 香港人は大陸の人々にいいイメージも持っていないし。北京語も話せますが, そんな理由で積極的に北京語で話そうとは思いません。

 

いつもはその言葉の葛藤で ストレスになることがありましたが, 最近少しずつ広東語ができるようになってきて生活が少し便利になってきたように思います。 必要性は発明の母といいますが, 本当ですね! 

 

外国語を覚えると 自分とその文化圏の人々との距離が驚くほど近くなるという事を身をもって体験しました。

 

みなさんも"彼ら"とコミュニケーションが出来るように英語なり中国語なりがんばって学んでください!

マルチリンガルの悩み:第二、第三外国語で自分の電話番号をスラスラ言えない理由とは・・・

こんにちは、みなさん。香港で通訳・翻訳者と英語/日本語教師をしている純ジャパのジェイです。

 

今日は、わたしが自身の生活上多言語話者として気づいたあるある体験について記したいと思います。

 

読者の中には、日本語だけを話す方、日本語を英語を話す方、さらにもう一つの外国語を話す方がいらっしゃるかと思います。

 

という、わたしも20歳まで日本国内で、純正培養で育った日本人ネイティブです。

 

英語は中学1年生からABC,中国語(北京語)は24歳から你好, 広東語は30歳からストリートで学びはじめました。

 

でも、長年の試行錯誤と努力の成果で、いつのまにか多言語を操れるようになりました:

 

1.英語は、4技能において高度なプロフェッショナルレベル(TOEIC900点以上)

2.中国語は、新聞やテレビニュースを理解し、それについて意見を述べられる。ビジネスレベル。(HSK6級)一応最高級です。

3.広東語は日常生活で、レストランでの注文や支払い、世間話程度のスモールトーク。誰かに罵声を浴びせられた時は、瞬時に反応して、二倍返しでお返しできるレベル。(自己評価)

4.スペイン語、ドイツ語、韓国語は、美しい女性を褒めたたえ、食べ物の味にコメントができるレベル。

 

今は香港定住者なので、自分が一番苦手な広東語をできる限り使うようにしています。

 

香港では、北京語も通じますが、なんせ政治的要因などのため、北京語話者に対してあまりよい印象をもたれていません。

 

なので、下手でも苦手でも、最初は広東語で話しかけて、香港広東語文化に敬意をもっていることを態度で示すようにしています。実際は, かなり認知負荷がかかって, 体力を消耗します。

 

本題に入ります。

先日クリーニング屋にシャツを持って行ったときの会話の中で、名前と電話番号を伝える場面がありました。

 

名前は、名字を広東語発音で伝えました。店員さんは、たぶん日本人だと知らなかったので、二文字の名字に反応していました。

 

それで、電話番号を伝える時になって、8桁の番号を空で言うのが(英語と北京語ではスラスラいえるのに、)途中でとってもゆっくりになってしまい、途中の5桁目くらいで番号を忘れるという失態!!!

 

仕方なく、ポケットからケータイ電話を出して、自分のコンタクトを見ながら、数字を読み上げました。

 

案の定おばさんに(以下広東語):

 

店員「北京語は話せるんかいな?」

 

私 「話せますけど」

 

店員「じゃあ北京語で話したらええやん」

 

私 「苦笑・・・。(話せるけどここは、香港だし政治的にもいろいろあるから、頑張って広東語で話してるんよ!)」

 

この経験から気づいたのは、

抽象的な情報をそれぞれの外国語で音声として言語化するときは、

その情報と音声情報のつながりの強度が、スラスラ言えるかどうかを決定する、

ということです。

 

簡単に言えば、自分の電話番号が英語と北京語ではスラスラ言えるのは、何度も発話したことがあるからです。

 

逆に、広東語は数字の個体はそれぞれ発生できても、固まり(チャンク)として、話す機会がなかったから、電話番号と広東語のつながりが弱い。

 

結果として、グダグダになってしまったということのようです。

 

みなさんも、こんな経験はあるでしょうか?

 

もし2つ外国語を話せる,または勉強したことがある方は、電話番号がスラスラ言えるか試してみてはどうでしょうか。

 

意外と難しいものです。

 

 

「金持ち父さん」ロバートキヨサキ主宰 不動産投資セミナー(香港)に参加してきました

 

こんにちは。香港で英語講師/通訳·翻訳をしているJayです。

 

普段は, 翻訳や教育分野で生計を立てているのですが, 今日は不動産投資セミナーに参加してきました。

 

主宰は 「金持ち父さん 貧乏父さん」で著名なロバート キヨサキ氏のレガシーエジュケーションです。

 

場所は香港旺角のコーディスホテル会議室で、2時間弱、参加者は20名あまりといったところでした。講義は全て英語です。

 

(英語が使えるかどうかで、手に入れられる情報量は、天と地ほどの差があります。使える英語を習得しましょう!)

 

講師は、残念ながら、著者のロバート・キヨサキ氏ではなく、アダ チャン(Ada Chan)という香港人女性でした。彼女は香港ローカルで、元投資銀行員, 3年ほど前にこのセミナーに参加したそうです。それを契機に不動産投資を始じめ、既にイギリスで不動産をいくつか所有していて、ポートフォリオを運用し、不労所得を得ているそうです。しかも、仕事は辞めて自由自適の生活を送っているとのこと。

 

(じゃあ, あなたが今ここでレクチャーしているのは、仕事ではないのかと心の中でツッコミたくなったのですが...たぶんこの事業はノウハウを得ながら、給与がもらえるからやっているのかもしれないですね。)

 

2時間弱で、金融教育と不動産投資の基礎情報と少しのノウハウを、アダさん自身の投資の実例を通して、学びました。

 

重要なキーワードと要点は:

“If you don’t find a way to make money while you sleep, you will work until you die.”
— Warren Buffett

「寝ている間にお金を増やす方法を見つけられない者は、死ぬ最後の日まで働くことになる」

ーウォーレン・バフェット

知識がどれほど重要であるか、無知であることがどれだけ危険なことか、を伝える強烈な世界的投資家の言葉です。

 

Passive perpetual income (半永久的な受動所得または不労所得) これを得ることが投資の目標です。

 

Do not look into new builds. (新築の物件は避ける)

 

Do not look into countries/regions with high property price. (不動産価格が高騰している国や地域は避ける)

 

Avoid opportunity costs (機会を得るためのコストは避ける。 例えば、新築で建設まで2年かかるマンションを購入した場合、完成までの期間は家賃収入が発生しない。または、リノベーション内装工事してから、賃貸者が契約を結ぶまでの期間は、自分で家賃を支払うこと)

 

Gross Yield (総利回り)

家賃料を12ヶ月で掛けたものを物件の価格で割って、100掛けして、百分率で表したものです。

 

Acquisition cost (取得原価)

総利回りには、取得原価は含まれていないので、更に税金、弁護士費用などを差し引く。

これで初めて、

Net Yield (純利益率)が計算できる, ということです。

 

*Opportunity costやAquisition costを見落として、結局ROIがマイナスになってしまうと、まずい投資となるわけです。

 

ROI : Return of Investment (投資資本利益率)

純利益率を投資総額で割って、百分率で表したもののこと。ローンを貸し出す銀行は、このROIを見て、融資を決めるます。

 

Buy to cashflow (現金流動 キャッシュフローを生む物件を買う)

1ヶ月分の賃料から毎月の費用(管理費、修繕費、ローンの支払いなど)を差し引いたものがキャッシュフローです。ある物件を投資目的で購入する時に、購入と同時ににキャッシュフローが発生するものに投資すること。

 

HMO rent (House of Multiple Occupancy シェアハウス) 

 

今回のセミナーは、イントロダクションということで、詳しい実務的内容は、三日間の有料セミナー(約10万円)で指導してくれるとのことです。

 

直近の回のセミナーには、参加できませんが、1年以内に参加してノウハウと知識を学んで、不動産投資の第一歩を進めたいと思っています。

 

以上、覚え書きを兼ねた参加報告でした。

 

まだ「金持ち父さん貧乏父さん」を読んでない人は、少ないかもしれませんが、金融教育の聖書として, ぜひおすすめです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第一外国語のスピーキング能力に対する第二, 三外国語習得の影響

こんにちは。香港で英語教師をしている純ジャパのJayです。

 

今日のブログタイトルは, ちょっと長いんですが, 簡単に言えば, 最初に習得した英語の会話力が, 2つ目に習得した中国語や広東語によって, かなり影響を受けていると思うのです。

 

まず学習歴を整理すると:

母国語は,  日本語(関西言葉)です。20歳まで関西で生活しました。日本語(関東言葉)は, 22歳の時にアメリカ西海岸で習得。日本語教育のために, アメリカ人の指導教授から, 東京アクセントのCDを渡されました。よほど関西音がつよかったようです。

 

英語は, 公立中学で1年から, 大学卒業まで。中高は, 文法中心の訳読方式で学び, 会話は全然できませんでした。大学に入ってから, 自分であらゆる方法を試して, ある程度の会話力をつけました。そして, 大学3年の時に交換留学で1年アメリカで, アドバンスレベルの会話力まで到達できたという感じです。

卒業後は, アメリカの大学院へ進学しました。

中国語は, 大学院卒業後に就職したアメリカの大学で, 同僚の教授の中国語の授業を聴講生として, 2年間学びました。中級ベルまで達して, それなりの会話力もつきました。

 

この頃に,

ある日系人の学生に, 「You sound like a Chinese person speaking English.」と言われて,非常に驚いたのを覚えています。

 

これまで長年時間とお金と体力を投資して培ってきたアメリカ式英語発音を, 中国人の発音ぽいと言われてしまったのです。

 

外国語を2つ以上学んだ事のある人は, 同じような経験をされたことがあるでしょうか?

 

続きは第2弾で。

 

 

 

 

 

旅行中の筋トレと食事 ベトナムにて


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旅行中のワークアウトと食事について、今ベトナムを9日間旅行中なんですが、結構大変なことになってます。

まず、食べ物は野菜が多いし、さっぱりしていて美味しいんですが、全部甘いんですね。春巻きの甘いチリソース、果物ジュース、フォーのスープ…ベトナムコーヒーのコンデンスミルクなど。

糖質の摂取量がかなり多くて、筋トレをしているのに、腹に脂がのってきました。楽しい旅行ですが、食事管理が大変です。

漢方亀ゼリーで身体を冷まして夏を乗り切る


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恭味堂の漢方亀ゼリー
 

気候の違いか、食習慣の違いか、 もしくはそのどちらもか、香港でよく体が熱っぽくなって、眠りが浅くなることがあります。 これは漢方でいう「上火」という状態です。

 (実は、筋トレだけではなく、漢方医学や民間療法、養生などに長年関心を持って調べてきたので、それなりに詳しいのです。)

 

そんな時、一番の特効薬が漢方亀ゼリーです。 香港の街中には、漢方茶や漢方スープや漢方ゼリーなどを提供する店がいくつもあって、僕は亀ゼリーに蜂蜜をかけて食べるのが大好きです。値段は大きいサイズで、大体$45〜58(香港ドル)です。

 

気になる味ですが、爬虫類の臭いなど微塵もしません。苦味のある薬草の味と蜂蜜の甘さ差がほどよく、とても食べやすいと思います。

 

香港へいらっしゃった時は、ぜひ一度漢方亀ゼリーを試されてはいかがでしょうか。

 

恭味堂(トリップアドバイザー)

 https://www.tripadvisor.jp/ShowUserReviews-g294217-d2195239-r253613979-Kung_Wo_Tong-Hong_Kong.html