「金持ち父さん」ロバートキヨサキ主宰 不動産投資セミナー(香港)に参加してきました
こんにちは。香港で英語講師/通訳·翻訳をしているJayです。
普段は, 翻訳や教育分野で生計を立てているのですが, 今日は不動産投資セミナーに参加してきました。
主宰は 「金持ち父さん 貧乏父さん」で著名なロバート キヨサキ氏のレガシーエジュケーションです。
場所は香港旺角のコーディスホテル会議室で、2時間弱、参加者は20名あまりといったところでした。講義は全て英語です。
(英語が使えるかどうかで、手に入れられる情報量は、天と地ほどの差があります。使える英語を習得しましょう!)
講師は、残念ながら、著者のロバート・キヨサキ氏ではなく、アダ チャン(Ada Chan)という香港人女性でした。彼女は香港ローカルで、元投資銀行員, 3年ほど前にこのセミナーに参加したそうです。それを契機に不動産投資を始じめ、既にイギリスで不動産をいくつか所有していて、ポートフォリオを運用し、不労所得を得ているそうです。しかも、仕事は辞めて自由自適の生活を送っているとのこと。
(じゃあ, あなたが今ここでレクチャーしているのは、仕事ではないのかと心の中でツッコミたくなったのですが...たぶんこの事業はノウハウを得ながら、給与がもらえるからやっているのかもしれないですね。)
2時間弱で、金融教育と不動産投資の基礎情報と少しのノウハウを、アダさん自身の投資の実例を通して、学びました。
重要なキーワードと要点は:
“If you don’t find a way to make money while you sleep, you will work until you die.”
— Warren Buffett
「寝ている間にお金を増やす方法を見つけられない者は、死ぬ最後の日まで働くことになる」
ーウォーレン・バフェット
知識がどれほど重要であるか、無知であることがどれだけ危険なことか、を伝える強烈な世界的投資家の言葉です。
Passive perpetual income (半永久的な受動所得または不労所得) これを得ることが投資の目標です。
Do not look into new builds. (新築の物件は避ける)
Do not look into countries/regions with high property price. (不動産価格が高騰している国や地域は避ける)
Avoid opportunity costs (機会を得るためのコストは避ける。 例えば、新築で建設まで2年かかるマンションを購入した場合、完成までの期間は家賃収入が発生しない。または、リノベーション内装工事してから、賃貸者が契約を結ぶまでの期間は、自分で家賃を支払うこと)
Gross Yield (総利回り)
家賃料を12ヶ月で掛けたものを物件の価格で割って、100掛けして、百分率で表したものです。
Acquisition cost (取得原価)
総利回りには、取得原価は含まれていないので、更に税金、弁護士費用などを差し引く。
これで初めて、
Net Yield (純利益率)が計算できる, ということです。
*Opportunity costやAquisition costを見落として、結局ROIがマイナスになってしまうと、まずい投資となるわけです。
ROI : Return of Investment (投資資本利益率)
純利益率を投資総額で割って、百分率で表したもののこと。ローンを貸し出す銀行は、このROIを見て、融資を決めるます。
Buy to cashflow (現金流動 キャッシュフローを生む物件を買う)
1ヶ月分の賃料から毎月の費用(管理費、修繕費、ローンの支払いなど)を差し引いたものがキャッシュフローです。ある物件を投資目的で購入する時に、購入と同時ににキャッシュフローが発生するものに投資すること。
HMO rent (House of Multiple Occupancy シェアハウス)
今回のセミナーは、イントロダクションということで、詳しい実務的内容は、三日間の有料セミナー(約10万円)で指導してくれるとのことです。
直近の回のセミナーには、参加できませんが、1年以内に参加してノウハウと知識を学んで、不動産投資の第一歩を進めたいと思っています。
以上、覚え書きを兼ねた参加報告でした。
まだ「金持ち父さん貧乏父さん」を読んでない人は、少ないかもしれませんが、金融教育の聖書として, ぜひおすすめです。