「外国語とワークアウトのすすめ」 ~文武両道ブログ~

30代元大学/インター講師。平日は報道機関勤務。英日中通訳/翻訳のほか外国語教育を手掛ける副業家。ブログは外国語学習、筋トレ、資産形成などをテーマとしています。

ついにKindle入手! 第一冊目は...

ついに以前から 購入を計画していたKindleを入手しました。 海外生活で、仕事柄移動も多いので、 日本の書籍を購入できたり、保管スペースがこれ一台で済むKindleは本当に便利です。

そのKindleで読んだ第一冊目は「 頭のゴミを捨てれば 脳は一瞬で目覚める」苫米地英人著でした。タブレットなのに紙の本のように、 いや、むしろそれよりサクサク読めるので、一日で読み終わりました。

この本からいくつか気づきを得ました。 まずは、脳機能と人間の思考の関係。 人類が生まれた600万年前 から培われた飢餓に対する恐怖の感情、それが2018年の現代でさえ、デフォルトとして簡単に引き出される感情としてあること。 そして我々の価値判断のものさしが他人による情報や剃り込みによって形成されていること。 苫米地氏らしくこの事をゴミであると書いています。 (この一文に触れた時思わず笑い、すっきりした気分になりました) さらに、一番大きな気づきは、時間の流れについて。過去現在未来と一般的には考えられていることが、 実は未来現在過去という方向に流れていると捉えることも出来るという点。 この視点が増えたことで、過去の体験が未来の状況に影響しないことが理解できました。すぐに活用できる気づきですね。

苫米地氏の文章は、とても理路整然で、 研究生時代に読みふけった動機付け、行動心理学や言語学における構造主義などにも言及されていて、 非常に理解が早かったです。 著者の言葉を借りれば元々形成されいたゲシュタルトがさらにインプットによってより大きく形成された。また、それを前提に本著を読だから簡単に理解できたということでしょう。二冊目は、何をよもうかな。Kindleは最高のアイテムですね!